lest,for fear (that),in case

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lest,for fear (that),in caseは高校生用の参考書にも出てきますが,意味合いや用法は三者同一ではなく,覚えづらいです。本エントリーでは,これらについて整理したいと思います。

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lest

「~しないように」,「~するといけないから」
例:Take your umbrella with you lest it rain.(またはlest it should rain.)

※lest の導く節では仮定法現在(=形としては動詞の原形)を用います。主にイギリス英語で改まった言い方の場合,shouldを用います。

※「~しないように」という日本語にひきずられてnotを入れてしまわないように注意が必要です(次項のfor fear (that)も同様)。
例:Take care lest you catch cold.
(×Take care lest you do not catch cold.)
(なお,次のとおり言い換え可能です:Take care not to catch cold.)

※lest は文語調,古めかしい言い方であり,普通はin caseやfor fear (that) などを使う旨,各文法書や辞典が指摘しています。

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for fear (that)

「~しないように」,「~するといけないから」,「~するのを恐れて」
例:Take your umbrella with you for fear it should rain. (=Take your umbrella with you for fear of rain.)

※fearの導く節ではshould, may, mightなどを用います。

※lestやin caseと比較して,「~するのを恐れて」という意味合いがあります。以下のように,物騒な例文がオンライン辞典に載っています。

I had to run away for fear (that) he might one day kill me.
(Oxford Learner’s Dictionaries. http://www.oxfordlearnersdictionaries.com/ ,  (accessed 2016-06-04).)

She finally ran away for fear that he would kill her.
(Longman English Dictionary Online. http://www.ldoceonline.com/ , (accessed 2016-06-04).)

 in case

「~するといけないから」,「~の場合に備えて」
例:Take your umbrella with you in case it rains.(イギリス英語ではin case it should rain.)
(=Take your umbrella with you in case of rain.)

※in case の導く節では直説法を用います。すなわち,主語の人称・数・時制によって動詞の形が決まります。節中に should を用いる場合もあり(その場合,続く動詞は原形です),堅い口調になります。

※lest,for fear (that) に比べてくだけた言い方です。

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