本エントリーでは、英語は主語が単数形か複数形かによって動詞の形が変わるので注意しましょう、という点を指摘します。このこと自体は英語の初歩で習いますが、TOEICの問題になるとうっかりミスをしやすいので注意が必要です。
Batteries —— in many sizes. (「電池は多くのサイズで売っている。」または「電池は多くのサイズがそろっている。」や「電池は多くのサイズがある。」のような訳でもいいと思います)
(A) come (B) comes (C) coming
空所に入る語として適切なのは、どれでしょうか?
↓
↓
述語動詞になるものが空所に入らないと文が成立しませんので、まず(C)を除外します。次に、主語がBatteriesと複数形になっていることに着目すれば(A) comeが正解だと分かるのですが、TOEIC本番で問題を急いで解いていると間違いやすいので注意が必要です。当サイト管理人の個人的意見ですが、主語が複数か単数かで動詞の形が変わるということが英語と違って日本語にはないため、日本人がうっかりミスをしやすい点なのだと思います。
なお、上のとおりcomeには「売り出される、買える、入手できる」といった意味があることにも注意しましょう。辞典を引くと、ほかにもさまざまな意味が載っています。
さらに、TOEICには関係がなくなるかもしれませんが、「電池」の「ち」は「地」などではなく上のとおり「池」です。何を当たり前のことを(笑)と思われるかもしれませんが、漢字が苦手な当ブログ管理人は、「なるほど、そうなのか!」とそのむかし感心(?)したことがあります。
例題をもうひとつ。
Personality —— help you make the right choice for a profession. (性格検査は正しい職業選択をするのに役立ちます。)
(A) test (B) tested (C) tests
空所に入る語として適切なのは、どれでしょうか?
↓
↓
日常使われるような性格検査が職業選択の際に参考になるのかは筆者には分かりませんが、ここは、英語力を測るための例文にすぎないと捉えてください(笑)。この例題では、述語動詞でなく主語が空所になっています。考え方は先の問題と同様で,述語動詞の形に注目して主語は複数形であると判断し、(C) testsが正解になります。
上は、簡単な事項なので試験本番でも間違えないよと思われるかもしれませんが、油断できません。
Personality —— , designed by the famous psychologist Mr. Kato, help you make the right choice for a profession.
例えば上の例文のように、間に句が入って主語と述語動詞が離れた場合、TOEIC本番で問題を急いで解いていると間違いやすいので十分気をつけましょう。