『ETS TOEIC 定期試験既出問題集 1000 Vol.3 Reading』(原題は韓国語)(YBM, 2022年)の「TEST3 PART6」135-138(p. 84)にa remote possibilityという表現が登場します。remoteには「(距離的に)遠い、人里離れた」、「(時間的に)遠い、ずっと以前の」などの意味があります。カタカナの「リモート」も、コロナ禍以降特に、働き方や会議の仕方などを指す言葉として定着した感があります。
remoteにはさらに「ごくわずかの、(可能性などが)ありそうにない」という意味があり、a remote possibilityで「わずかの可能性、万が一のこと」を表します。a bare possibilityやa low possibilityも同義です。
「TOEICに出たことがあるか、または出そうか」を基準にエントリーを書くのが当サイトの方針なので、以下は話が広がってしまいますが(覚えて損はないものの、以下のすべてがTOEICに出るかは分かりませんが)、形容詞とpossibilityの組み合わせには,ほかにも例えば以下のような例があります。
a distinct possibility(はっきりとした可能性)
a faint possibility(わずかな可能性)
a good possibility(「公算が大きい」「可能性が高い」。以下のa high possibility, a strong possibilityも同様)
a high possibility
a strong possibility
a person of great possibilities(大いに将来性のある人)
One clear possibility is that…. 一つはっきりとありそうなことは…です。